New (2005/04/08)                   

2005年4月8日（ 金曜日）。 今日、明日を過ぎると桜の見ごろを逃してしまいそうなほどの暖かさです。「土曜日の人出を考えると今日がベストだ」ということで、夙川公園へ出かけてきました。

昔から人気のあるコースは、阪急神戸線夙川駅から夙川を上流に向かう両岸の桜並木なのですが、こちらは古木が多いのです。そして、混雑も並ではありません。土手上のスペースもあまり広いとはいえません。
一方、阪急神戸線夙川駅から下流へ向けて、阪神神戸線香枦園駅を経て、夙川河口部まで続く桜並木は、比較的若い桜が多いのですが、今では上流の古木と比べても遜色の無いほど立派な木に育っていて豊かな花を見せてくれます。
今日は、下流へ向けて香枦園浜まで歩くことにしました。

午前11時ごろ、阪急神戸線夙川駅に降り立ったのですが、駅前は相当の人混みでした。しかし、思ったとおり人の群れは、上流（北側）へ向かっていて、南の河口部へ向かう人は少数のようです。花は、見事に満開で、人混みも無く、静かに花を楽しむことが出来ました。

JR神戸線をくぐり、国道2号線までの間の夙川の桜

阪神神戸線香枦園駅のすぐ南の43号線をくぐったあたりから夙川河口部までの間の桜のトンネルも見事でした。

夙川河口手前の桜のトンネル

帰りは、散歩がてら、夙川河口から西へ向かう浜の遊歩道を歩いてみました。香枦園テニスクラブ、甲陽学院中学などの横を通り過ぎて、ぶらぶらと国道2号線へ向かいます。
途中、道端で、アリアケスミレとスミレの群れを見つけました。ここでも、コンクリート側壁とアスファルト舗装の隙間に、ずらりと並んで咲いていました。何故か、街中で見かけるスミレは、このよう に土が無いように思える場所でよく見つかるのです。